GENERATIVE AI / FIELD NOTES

AIを、仕事と暮らしの
手ざわりに。

生成AIを使うこと自体を目的にせず、日々の小さな手間を見つけて、ひとつずつ試してみる。仕事・暮らし・ビジネスの現場で役立つ考え方と使い方をまとめた実践ノートです。

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AIの使い方を、具体的に。読み切りの実践メモ

「AIに何を頼めるか」だけでなく、どう頼み、どこを確かめ、どこから人が引き受けるか。
明日から試せる形に分けて紹介します。

PRACTICAL NOTES / 01—03

使いどころから考える

身近な場面を選び、
小さな作業から始めます。

「うまく書いて」より、
先に条件を伝える。

文章を一から任せるより、目的・読み手・材料・形を分けて渡すと、直しやすい下書きになります。まずは社外秘ではない短い文章で試してみましょう。

A

目的

何を伝え、読み手にどうしてほしいか。

B

材料

事実、日時、決まっていること。推測と分けて渡します。

C

条件

読み手、長さ、口調、入れない情報。

D

出力の形

件名つきメール、箇条書き、見出し案など。

試せる依頼文下書き用

以下のメモをもとに、社内向けの進捗共有メールの下書きを作ってください。未確定のことは断定せず「確認中」としてください。事実を追加せず、件名と本文を分けて、全体を300字以内にまとめてください。作成後に、確認が必要な箇所を箇条書きで示してください。
[個人情報や機密情報を除いたメモをここに記入]

出力をそのまま送信せず、数字・固有名詞・約束した日付を元資料と照合します。

答えを聞く前に、
暮らしの条件を渡す。

日常の計画づくりでは、使える時間や手元の材料など、現実の条件を添えるのがコツです。AIを正解を出す人ではなく、選択肢を並べる相手として使います。

たとえば、平日の献立を考えるとき
  1. 条件を伝える:調理時間、人数、手元にある材料。
  2. 避けたいものを伝える:苦手な食材や、使いたくない調理器具。
  3. 頼み方を具体的にする:「候補を3つ、買い足す材料と手順を短く」。
  4. 実際に作る前に確認する:アレルギー、加熱方法、材料の表示。

健康・安全・契約など大切な判断を、AIの回答だけに任せないでください。最新情報や個別事情は、公的機関や専門家など信頼できる情報源で確かめます。

自動化の前に、
仕事の流れをほどく。

いきなり大きな仕組みを作るのではなく、繰り返しのある作業をひとつ選びます。AIが補助できる工程と、人が責任を持つ工程を分けるところから始められます。

01

一連の作業を書き出す

例:資料を集める → 要点を整理する → 内容を確認する → 関係者へ共有する。

02

補助する工程をひとつ選ぶ

定型の要約や分類などから試し、判断・承認・対外送信は人が担当します。

03

小さな試行を比べる

始める前と後で所要時間、修正箇所、見落としを記録し、続ける価値を判断します。

04

扱う情報を確認する

社内ルールと利用サービスの条件を確認し、許可のない個人情報・顧客情報・機密情報は入力しません。

効果は業務や使い方によって異なります。導入だけで売上や時間短縮が保証されるものではありません。

A SMALL CHECKLIST

使う前、使った後に
確かめること。

  • 01

    依頼は具体的か。
    目的・背景・条件・出力形式が伝わるか。

  • 02

    情報を入力してよいか。
    個人情報や社内情報の扱いを先に確認したか。

  • 03

    大切な事実を確かめたか。
    数値・固有名詞・最新情報を別の資料で確認したか。

  • 04

    人が最後に判断したか。
    必要な確認と承認を省いていないか。

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